2025年4月の株主優待シーズンがやってきました🎉
この記事では、4月に優待がもらえる銘柄を一覧でご紹介し、その中でも特に注目したい優待株をピックアップして簡単に分析しています。
優待内容や配当利回りに加えて、企業の成長性や安定性も踏まえて選んでいますので、銘柄選びのヒントになればうれしいです。
また、株主優待を受け取るうえで大切な「権利確定日」についてもわかりやすく解説しています。
気になる銘柄があれば、ぜひチェックしてみてくださいね。
それではさっそく、注目の優待銘柄を見ていきましょう!
権利確定日と優待取得の流れ
株主優待を受け取るために必要な条件として、「権利確定日」があります。
この日は企業ごとに定められており、この日までに株を保有していることで、優待や配当を受け取る権利を得ることができます。

権利確定日とは?
権利確定日は、その時点で株主名簿に名前が記載されている株主に、優待や配当の権利が与えられる日です。
この権利を得るには、「権利付き最終日」までに株を購入して保有していることが条件となります。
2025年4月の権利確定日は4月30日(水)、権利付き最終日は4月25日(金)となっています。
優待を受け取るまでの流れ
優待を受け取るためのステップを簡単に確認してみましょう。
権利確定日の2営業日前である権利付き最終日(4月25日)までに株を購入し、保有していることが条件です。
この日を逃してしまうと、優待や配当を受け取ることができないため、注意が必要です。
権利付き最終日の翌日である権利落ち日には、株を売却しても優待や配当の権利が保持されます。
ただし、この日は株価が下落することが一般的なので、売却タイミングに注意しましょう。
権利確定日を過ぎると、その月の株主優待や配当の権利が正式に確定します。
この時点で株主名簿に記載されていれば、優待や配当が確実に受け取れます。
具体例と注意点
2025年4月の株主優待を受け取るには、権利付き最終日(4月25日)までに株を購入することが必須です。
たとえば、4月28日(権利落ち日)以降に購入した場合、その月の優待を受け取ることはできません。
また、以下の点にも注意しましょう。
- 株価の変動リスク:権利落ち日に株価が下落することがあるため、タイミングを計って取引する必要があります。
- 優待内容や条件の確認:優待内容や条件が企業によって異なるため、公式情報を事前にチェックすることが重要です。
2025年4月の優待銘柄リスト(株価情報は、2025年4月5日時点)
今回ご紹介する株主優待銘柄を、より分かりやすくまとめたGoogleスプレッドシートを作成しました。
このシートには、厳選した優待銘柄の基本情報、財務指標、優待内容などが一覧で整理されており、効率的に比較・検討ができるようになっています。
スプレッドシートでは、各銘柄の配当利回り、配当性向、自己資本比率、有利子負債比率をはじめ、PER(株価収益率)、PBR(株価純資産倍率)、ROE(株主資本利益率)といった財務指標を一覧化しています。
また、優待内容や優待利回りといった情報も含まれており、投資判断に必要な要素を幅広くカバーしています。
優待銘柄の比較や検討に役立つシートとなっており、特に優待を重視した投資を考えている方や、企業の財務状況の安定性を気にされる方にとって有益な内容です。
【2025年4月優待銘柄】銘柄リスト(2025年4月5日時点) – Google スプレッドシート
このシートは、優待投資を検討中の方だけでなく、これから投資を始めようとする方にも役立つ内容となっています。
投資のスタイルや目標に応じて、ぜひご活用ください!
注目優待銘柄のピックアップ
今回の優待銘柄リストから、特に気になる銘柄をいくつかピックアップしました。
それぞれの銘柄の特徴や魅力、そしてリスクについても少し掘り下げてみたいと思います。
どの銘柄がどんな強みを持っているのか、一緒に見ていきましょう。
各銘柄の優待内容や財務状況を比較しながら、投資のヒントにしていただければ幸いです!
アイ・ケイ・ケイホールディングス(2198)

アイ・ケイ・ケイホールディングスは、地方都市を中心にゲストハウス型のウェディング施設を展開している企業です。
ブライダル事業が中心ですが、介護施設や食品分野にも進出しており、事業の多角化を進めています。
配当・財務情報
- 株価:799円
- 時価総額:239億円
- PER(株価収益率):20.64倍
- ROE(自己資本利益率):16.53%
- 自己資本比率:51.1%
- 配当利回り:3.00%
- 配当性向:40.4%
ROEは16.53%と高水準で、収益性の高さがうかがえます。
自己資本比率も51.1%と安定感があり、財務基盤の堅さが魅力です。
PERはやや高めですが、ブライダル以外の成長戦略も評価されている印象です。
株主優待内容

出典:アイ・ケイ・ケイホールディングス株式会社
毎年4月末時点で100株以上を保有している株主を対象に、自社特選お菓子とレストラン食事優待券が贈られます。
保有株数 | 優待内容 |
---|---|
100株以上~500株未満 | お菓子2,000円相当+食事優待券3枚 |
500株以上~1,000株未満 | お菓子3,500円相当+食事優待券3枚 |
1,000株以上~5,000株未満 | ギフト6,000円相当+食事優待券3枚 |
5,000株以上 | ギフト11,000円相当+食事優待券3枚 |
※2026年10月以降、優待獲得には1年以上の継続保有が必要になります。
※優待品の発送は2025年10月下旬~12月上旬を予定。
- 高い収益性と安定した財務基盤
- ROEは16.53%と高水準で、収益性の高さが際立ちます。
- 自己資本比率も51.1%と安定感があり、健全な経営がうかがえます。
- 配当利回り3%と優待のバランスが良好
- 配当は安定しており、利回りは3.00%。
- 優待とあわせて中長期での保有メリットが感じられます。
- 日常に嬉しい優待内容
- お菓子の詰め合わせやレストランの食事券など、使いやすく実用的な優待が魅力です。
- 継続保有を促す制度設計
- 2026年以降は1年以上の保有が必要となるため、長期保有を前提とした優待設計がされています。

「結婚式関連=景気敏感」という印象もありますが、他事業を伸ばしてバランスをとっている点に好感が持てました。優待内容も実用性が高く、配当との組み合わせで総合的な満足感がある銘柄だと感じています。
東和フードサービス(3329)


東和フードサービスは、首都圏を中心に外食チェーンを展開する企業です。
高級喫茶「椿屋」やパスタ専門店「ダッキーダック」など、ちょっと贅沢な食事時間を提供するブランドを多数展開しています。
配当・財務情報
- 株価:2,107円
- 時価総額:172億円
- PER(株価収益率):26.16倍
- ROE(自己資本利益率):11.15%
- 自己資本比率:75.9%
- 配当利回り:0.95%
- 配当性向:21.8%
自己資本比率は75.9%と非常に高く、財務面の安定性は抜群。
ROEも11.15%と好水準で、健全な経営が続いています。
配当利回りは控えめですが、優待の魅力が高く、実質的な利回りはさらにアップしそうです。
株主優待内容


出典:東和フードサービス株式会社
毎年4月・10月の年2回、株主優待割引券(500円券)が贈られます。
100株から優待がもらえ、保有株数に応じて受け取れる枚数が増えます。
保有株数 | 4月末基準の優待内容 | 10月末基準の優待内容 |
---|---|---|
100株以上 | 500円券×3枚 | 500円券×2枚 |
200株以上 | 500円券×4枚 | 500円券×3枚 |
400株以上 | 500円券×7枚 | 500円券×7枚 |
800株以上 | 500円券×14枚 | 500円券×14枚 |
2,400株以上 | 500円券×24枚 | 500円券×24枚 |
4,000株以上 | 500円券×36枚 | 500円券×36枚 |
※希望者は割引券を自社製品詰め合わせに交換可能。
- 自己資本比率75.9%で財務体質は極めて健全
- 自己資本比率が非常に高く、長期保有においても安心感があります。
- 借入に依存しない安定的な経営基盤が整っているのは大きな強みです。
- 優待内容は年2回、店舗で使える割引券
- 全国の椿屋カフェやダッキーダックなどで利用でき、日常づかいに便利です。
- 外食の機会が多い方にとっては、実質的なリターンが高く感じられる内容です。
- 保有株数に応じて優待が拡充
- 100株から優待が始まり、保有数に応じて段階的に枚数が増えていきます。
- 使い方やライフスタイルに応じて投資額を調整しやすい点も魅力です。
- 自社製品との交換も可能で選択肢が広い
- 優待券を利用しない方でも、自社商品の詰め合わせと交換できる柔軟さがあります。
- 優待の使い道を選べることで、より多くの株主が満足しやすい制度になっています。



東和フードサービスは、配当よりも優待重視で外食を楽しみたい人にぴったりの銘柄。都内近郊で系列店舗をよく利用する方にとっては、実用性の高い優待内容だと思います。長期保有の恩恵も大きく、安定志向の方にも向いている印象です。
トーエル(3361)


トーエルは神奈川県を拠点に、LPG(液化石油ガス)の販売や配送を手がける企業です。
都市ガスではカバーしきれないエリアへの供給を強みに、近年ではミネラルウォーターの宅配事業にも力を入れています。
配当・財務情報
- 株価:785円
- 時価総額:163億円
- PER(株価収益率):13.13倍
- ROE(自己資本利益率):10.71%
- 自己資本比率:76.4%
- 配当利回り:2.93%
- 配当性向:21.4%
ROEは10.71%と堅調で、資本効率の良さが伺えます。
自己資本比率も76.4%と高く、財務面の安定性も大きな安心材料です。
株主優待内容


出典:トーエル株式会社
毎年4月末・10月末の年2回、500株以上の株主に自社取扱商品が贈られます。
内容はミネラルウォーター「アルピナ」などの飲料が中心で、保有株数に応じて贈呈金額が異なります。
保有株数 | 優待内容 |
---|---|
500株以上 | ピュアウォーターなど1,500円相当(例:280mL×16本) |
1,000株以上 | ピュアウォーターなど3,000円相当(例:280mL×24本+オリジナルグッズ) |
※2025年4月期は、夏ラベルのアルピナウォーターが贈呈されます。
- 財務基盤が堅く、長期保有にも安心感
- 自己資本比率は76.4%と非常に高く、経営の安定性が際立ちます。
- 借入に依存せず、内部資本で成長を続けられる点は大きな魅力です。
- ROEは10.71%と収益効率も良好
- 高すぎず低すぎず、安定した稼ぐ力を持つ企業といえます。
- ミネラルウォーターやLPガスなど、生活インフラに関わる事業の底堅さも感じられます。
- 実用的な飲料系の優待が年2回もらえる
- アルピナウォーターは実用性が高く、日常生活で無駄にならない優待です。
- 見た目もかわいらしいパッケージで、贈答用としても活用しやすい点がポイントです。
- 優待内容は保有株数に応じて拡充
- 1,000株以上の保有で倍額相当の飲料が届き、グッズもセットになるのが嬉しいところ。
- 内容の分かりやすさと使い道の広さで、万人受けしやすい優待設計になっています。



トーエルは、生活に密着した事業と優待内容の両方に実用性があるのが好印象です。地味ながらも安定感があり、長期でゆったり保有したい銘柄だと感じました。
フリービット(3843)


フリービットは、インターネット接続インフラやMVNO事業、企業向けのDX支援などを手がけるIT企業です。
ドコモとの提携やクラウド関連のソリューション提供にも力を入れており、幅広い分野で展開しています。
配当・財務情報
- 株価:1,374円
- 時価総額:322億円
- PER(株価収益率):11.04倍
- ROE(自己資本利益率):35.89%
- 自己資本比率:30.5%
- 配当利回り:2.18%
- 配当性向:15.1%
ROEは35.89%と非常に高水準で、効率的に利益を生み出している点が魅力です。
一方で、自己資本比率は30.5%とやや低く、財務の安定性という面では注意も必要です。
成長性を重視した投資を進めている企業のため、短期的な収益変動にはある程度の振れ幅があります。
その分、リターンを狙いたい投資家にとっては注目に値する存在と言えますね。
株主優待内容




出典:フリービット株式会社
毎年4月末時点で500株以上を保有する株主を対象に、プレミアム優待倶楽部のポイントが贈呈されます。
ポイントは食品やワイン、電化製品、雑貨など4,000種類以上の商品と交換可能です。
保有株数 | 優待ポイント数(初年度) |
---|---|
500株~999株 | 3,000ポイント |
1,000株~9,999株 | 6,000ポイント |
10,000株以上 | 10,000ポイント |
- 資本効率は極めて優秀、ROE35.89%
- ROEが30%を超える水準にあり、利益を効率的に生み出していることがわかります。
- 一方で利益変動がやや大きいため、業績の波にも注目したいところです。
- 自己資本比率は30.5%、やや低水準
- 財務の安定性という点では、他銘柄と比較して注意が必要です。
- 成長性重視の経営スタンスがうかがえるため、リスク許容度とのバランスを見たいですね。
- 優待は選べる商品が豊富なポイント制
- 食品や雑貨、電化製品など4,000点以上の商品から選べるのは嬉しいポイントです。
- 利用シーンに合わせて自由に選べるため、満足度も高い仕組みになっています。
- 長期保有を前提とした設計も意識
- 初年度ポイント数が記載されていますが、今後の継続保有に応じた優待拡充の可能性にも期待が持てます。
- 使いやすさと柔軟性を兼ね備えた、個人投資家にやさしい優待内容です。



フリービットは、成長性と柔軟な優待制度が魅力の企業です。財務面は少し気になりますが、攻めの経営を支えるインフラ企業として、引き続き注目していきたい銘柄です。
共和工業所(5971)


共和工業所は、ボルトを中心とした金属製品を製造・販売している企業です。
特にコマツ向けの建機部品で高いシェアを持ち、自動車関連やシェアリング部品でも安定した需要を獲得しています。
配当・財務情報
- 株価:5,500円
- 時価総額:75億円
- PER(株価収益率):11.98倍
- ROE(自己資本利益率):9.62%
- 自己資本比率:86.8%
- 配当利回り:1.45%
- 配当性向:7.5%
自己資本比率は86.8%と非常に高く、財務の健全性が際立っています。
ROEは9.62%と安定的で、着実に利益を積み上げる体質がうかがえます。
配当利回りは1.45%と控えめですが、低い配当性向を見ると余力は十分ありそうです。
堅実に業績を積み上げる企業を好む方にはフィットする銘柄だと感じました。
株主優待内容


出典:株式会社共和工業所
毎年4月末時点で100株以上を保有している株主に、QUOカードPay 1,000円分が贈呈されます。
使い勝手の良い電子ギフトで、特別な手続きなしに受け取れる点も魅力です。
保有株数 | 優待内容 |
---|---|
100株以上 | QUOカードPay 1,000円分 |
- 自己資本比率86.8%と圧倒的な財務安定性
- 借入に頼らず自社資本での経営を続けており、安心感のある財務体質です。
- 長期でじっくり保有したい方にとっては、ひとつの魅力になるポイントだと思います。
- ROEは9.62%と手堅い収益力
- 大きく派手な成長ではないものの、着実な利益確保が続いています。
- 景気の影響を受けにくい製造業の地道さが感じられる数字です。
- 優待はシンプルで使いやすいQUOカードPay
- 電子決済が使える場所が増えてきた今、利便性の高い優待内容と言えます。
- 金額は控えめですが、継続保有でちょっとした楽しみにもなりそうです。
- 配当性向は7.5%と余力あり
- 無理のない還元姿勢が感じられ、将来の増配にも期待が持てます。
- 株主への誠実な対応を続けてきた企業として、今後も注視していきたいですね。



派手さはありませんが、堅実な業績と安定した財務が魅力の共和工業所。優待も気軽に受け取れる形で、安心して長く付き合える銘柄だと感じました。
ビーアンドピー(7804)


ビーアンドピーは、業務用インクジェットプリンタを用いた販売促進用の広告制作を行う企業です。
短納期・高品質な印刷サービスに強みがあり、イベント・店舗向けのディスプレイなど幅広いニーズに応えています。
配当・財務情報
- 株価:2,030円
- 時価総額:47億円
- PER(株価収益率):10.93倍
- ROE(自己資本利益率):11.95%
- 自己資本比率:82.8%
- 配当利回り:3.45%
- 配当性向:35.0%
ROEは11.95%としっかり水準を維持しており、堅実に利益を出している印象です。
自己資本比率は82.8%と非常に高く、財務の安定感が際立ちます。
配当利回りは3.45%と魅力的で、インカム狙いの投資家にも向いていそうです。
総じて、バランスの取れた優良小型株という印象を受けます。
株主優待内容


出典:ビーアンドピー株式会社
毎年4月末時点で100株以上を1年以上継続保有している株主に、QUOカードが贈呈されます。
継続保有年数と保有株式数によって金額がアップし、最大で3,000円分がもらえます。
保有株数 | 継続保有1年以上~3年未満 | 継続保有3年以上 |
---|---|---|
100株以上~500株未満 | QUOカード1,000円分 | QUOカード2,000円分 |
500株以上 | QUOカード2,000円分 | QUOカード3,000円分 |
- 財務の健全性は抜群、自己資本比率82.8%
- 無借金に近い堅実な資本構成で、安定性を重視する投資家にも安心の内容です。
- 長期保有においても、安心して構えていられる銘柄と言えそうです。
- ROE11.95%と収益性もまずまず良好
- 派手な成長はないものの、安定した収益構造が確立されています。
- 今後も堅調な業績推移が期待できる点が魅力です。
- 優待はQUOカードで、継続保有でグレードアップ
- 使いやすくもらってうれしいQUOカードが年1回届きます。
- 継続保有で金額が増える仕組みなので、長く保有する楽しみがあります。
- 配当利回りは3.45%、高水準をキープ
- 配当性向は35.0%と無理のない水準で、今後の増配にも期待できます。
- インカム狙いの方にとって、バランスの取れた優良銘柄といえるでしょう。



ビーアンドピーは、地味ながらも安定感があり、優待・配当ともにバランスのとれた1銘柄だと感じました。継続保有による優待アップの楽しみもあり、コツコツ保有したい方に向いていると思います。
ファースト住建(8917)


ファースト住建は、木造戸建て住宅の分譲を中心に手がける不動産会社です。
近畿圏や首都圏で一次取得者向け住宅に特化した展開を進めており、堅実な地域密着型のビジネスを展開しています。
配当・財務情報
- 株価:1,035円
- 時価総額:175億円
- PER(株価収益率):8.99倍
- ROE(自己資本利益率):6.45%
- 自己資本比率:64.9%
- 配当利回り:4.15%
- 配当性向:23.9%
自己資本比率は約65%と安定しており、財務面は比較的しっかりしています。
ROEはやや控えめですが、安定したビジネスモデルを持つ企業としては十分な水準です。
PERは9倍以下と割安感があり、利回りも4%超と高めなのが魅力的。
総じて、配当重視で中長期保有を狙うにはちょうどよい銘柄という印象です。
株主優待内容


出典:ファースト住建株式会社
毎年4月末・10月末の時点で、100株以上かつ1年以上継続保有している株主を対象に優待品が贈呈されます。
保有株数に応じて内容が変わり、クオカードまたはオリジナルの食品セットが選べます。
保有株数 | 継続保有期間 | 優待内容 |
---|---|---|
100株以上~300株未満 | 1年以上 | クオカード(500円分) |
300株以上 | 1年以上 | 3種の損保乃糸手延べ麺セット(うどん・太づくり・パスタ) |
- 自己資本比率64.9%と安定した財務構造
- 借入過多に陥らず、健全な資金運営を続けている点に安心感があります。
- 不動産業の中では保守的で、堅実な運営がうかがえます。
- ROE6.45%と控えめながら安定的
- 爆発的な成長はありませんが、着実に利益を積み上げている印象です。
- 波の少ない収益構造を好む方に向いている銘柄です。
- 優待は実用的なクオカード or 食品セット
- 100株から優待がもらえるのは気軽で、継続保有にもやさしい設計です。
- 食品セットも内容が選べるので、もらって嬉しい工夫が感じられます。
- 配当利回りは4.15%、割安感もあり
- PERは8.99倍と比較的割安で、配当利回りとのバランスも良好です。
- インカムを中心に、コツコツと利益を積み重ねたい方にぴったりです。



ファースト住建は、安定性重視の不動産銘柄として、優待と配当のバランスがちょうどよく感じられました。食品系優待を楽しみつつ、長期保有でじっくり付き合っていきたい企業です。
まとめ
2025年4月の株主優待銘柄について、配当利回り・財務の安定性・優待の魅力を軸に、注目の企業をご紹介しました。
今回ピックアップした銘柄は、高い配当水準を維持しつつ、安定した成長を続けている企業や、長期保有によって優待内容が充実する企業が多く揃っています。
特に、以下の4つのポイントが投資対象としての魅力になっています。
- 安定した業績と財務健全性
- 自己資本比率が高く、財務の土台がしっかりしている企業が多く見られました。
- ROEやPERなどの指標からも、効率的で堅実な経営がうかがえる点が安心材料です。
- 魅力的な株主優待
- 食品、ギフトカード、自社製品詰め合わせなど、日常で使いやすい優待が多彩に揃っています。
- 継続保有によって優待のグレードアップや選択肢の幅が広がる仕組みも嬉しいポイントです。
- 安定した配当と長期増配の実績
- 連続増配を実現している企業や、減配を避けながら株主還元を重視してきた企業が目立ちます。
- DOE(株主資本配当率)を活用し、安定した配当方針を掲げる企業もあり、長期的な安心感があります。
- 長期保有に適した銘柄
- 優待と配当を組み合わせることで、トータルでのリターンが期待できる内容になっています。
- 景気に大きく左右されにくい事業を展開する企業も多く、じっくりと資産を育てたい方に向いています。
今回ご紹介した銘柄は、どれも中長期の視点で魅力を感じられる企業ばかりでした。
ご自身のライフスタイルや投資方針に合った企業を選びながら、優待や配当を楽しむ投資を続けていきましょう😊
当ブログは、投資の勧誘を目的としたものではありません。
投資に際しては、ご自身の判断と責任で行っていただくようお願い申し上げます。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました!