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【2024年9月】権利確定前に押さえるべき高配当株20選!安定収益を目指す投資家におすすめ銘柄

気づけばもう2024年9月も中旬に差し掛かり、権利確定日に向けた準備が本格化する時期となりました。
高配当株に関心を持つ投資家の皆さんにとって、このタイミングでの銘柄選びは特に重要です。
権利確定日までのわずかな時間を有効に活用し、安定した配当収入を目指すための準備を進めていきましょう。

今回の記事では、2024年9月の権利確定日前にチェックしておきたい高配当株20銘柄を厳選しました。
各銘柄の特徴や魅力を掘り下げて解説し、安定した収益を求める皆さんの投資戦略に役立つ情報をお届けします。
これからの資産形成に向けて、しっかりと準備を整えていきましょう。

目次

権利確定日っていつ?重要な日程をチェック!

株式投資をするうえで、「権利確定日」は非常に重要なポイントです。
権利確定日は、配当金や株主優待を受け取るために必要な権利を確定させる日で、企業ごとに異なります。
2024年9月に注目される権利確定日について、具体的に見ていきましょう。

権利確定日とは?

権利確定日は、企業が定める配当金や株主優待の対象者を決定する日です。
この日に株を保有している株主は、その企業からの配当や優待を受け取る権利が発生します。

たとえば、2024年9月30日が権利確定日である場合、権利付き最終日(この日までに株を購入すれば権利が得られる日)は2024年9月26日となります。
株式の取引は通常2営業日後に受け渡しが行われるため、9月27日には権利がなくなる「権利落ち日」となります。
この日以降に株を購入しても、9月の配当や優待は受け取れませんので、タイミングを逃さないよう注意が必要です。

2024年9月の権利確定日

2024年9月の権利確定日は、多くの企業が四半期決算や中間決算を行う重要な時期です。
特に以下のスケジュールが投資家にとって注目ポイントとなります。

権利付き最終日:2024年9月26日(木)
権利落ち日:2024年9月27日(金)
権利確定日:2024年9月30日(月)

これらの日程をしっかりと把握しておくことで、配当金や株主優待の権利をしっかりと受け取ることができます。
ぜひこの日程をメモして、権利確定日に向けた準備を進めていきましょう。

【2024年9月権利確定】高配当株20銘柄リスト(9月21日時点の株価情報)

今回ご紹介する高配当銘柄を、わかりやすくまとめたGoogleスプレッドシートを作成しました。
このシートには、厳選した20銘柄の基本情報や財務指標、配当内容などが一覧で見られるように整理しています。

投資をお考えの方はもちろん、これから高配当株に興味を持ち始めた方にも参考になる内容ですので、ぜひチェックしてみてください!

【2024年9月権利確定】高配当株20銘柄リスト – Google スプレッドシート

Googleスプレッドシートを確認するためには、Googleアカウントが必要です。

このスプレッドシートでは、選定した各銘柄の配当利回り、配当性向、自己資本比率、有利子負債比率をはじめ、PER(株価収益率)、PBR(株価純資産倍率)、ROE(株主資本利益率)などの財務指標が一覧で整理されています。
また、優待の有無、直近3ヶ月の株価変化率といった情報も含まれており、投資判断に必要な要素を幅広くカバーしています。

このシートは、配当を重視した投資を考えている方だけでなく、財務状況の安定性を重視する方にも役立つ内容となっています。
投資のスタイルや目標に合わせてご活用いただければ幸いです。

注目の銘柄ピックアップ

今回のリストから、特に気になる高配当銘柄をいくつかピックアップしました。
それぞれの銘柄の特徴や魅力、そしてリスクも少し掘り下げてみたいと思います。
他の銘柄と比べてどんな強みがあるのか、一緒に見ていきましょう。これからの投資のヒントになれば嬉しいです!

株価情報は、2024年9月21日時点です

東ソー(4042)

東ソーは、化学業界で確固たる地位を築く企業で、基礎化学品や機能材料の分野で強みを持っています。
自己資本比率は61.6%と高く、安定した財務基盤が特徴です。
最近の株価は1,890円で、配当利回りは4.50%と、配当面でも魅力があります。

今後は、持続可能な製品開発が求められる中で、東ソーも環境に配慮した新製品の展開に力を入れています。
この方向性により、さらなる成長が期待されます。
ただし、原材料価格の変動や環境規制の強化といったリスク要因も考慮が必要です。

とはいえ、幅広い事業ポートフォリオを持つことで経済の変動に強く、長期的な成長を見込める点で、投資家にとって魅力的な銘柄です。

小松製作所(6301)

小松製作所は、建設機械の分野で世界的に知られる企業です。
株価は3,854円、配当利回りは4.33%と安定しており、株主への還元も積極的です。
自己資本比率は53.8%と、財務面でもバランスが取れています。

これからの成長が期待されるのは、インフラ投資の拡大や、新興国での需要増加といった追い風があるためです。
また、スマートコンストラクションなどの新しい技術分野にも積極的に取り組んでおり、未来に向けた準備が進んでいます。

もちろん、為替リスクや地政学的な不安定さ、原材料費の高騰といったリスクも存在しますが、小松製作所の多様な事業展開と技術力が、それらのリスクに対処できる力となっています。
長期的な視点で見ると、今後も安定した成長が期待できる、魅力的な銘柄と言えます。

キムラユニティー(9368)

キムラユニティーは、総合物流業を中心に幅広い事業を展開している企業です。
特にトヨタの部品物流を主力としており、安定した収益基盤を持っています。
現在の株価は1,510円で、配当利回りは3.97%と、配当面でも魅力的です。
自己資本比率は59.8%と財務も堅実で、安心感があります。

これからは、中国市場での展開や車両整備・設備分野の成長が期待されており、物流サービスの効率化や新しい技術の導入にも積極的です。
一方で、物流コストや人手不足といった課題もありますが、長年培ってきた安定した顧客基盤が強みとなっています。

安定した業績と新しい成長への取り組みがバランスよく進んでいるキムラユニティーは、投資先としても検討する価値がありそうです。

芙蓉総合リース(8424)

芙蓉総合リースは、設備投資や不動産リース、BPOサービスなど、さまざまなリースサービスを提供する企業です。
株価は11,100円で、配当利回りは4.05%と魅力的な水準です。
自己資本比率は12.7%と少し低めですが、リース業界ならではの特性です。

これからは、みずほグループの一員としての強みを生かし、設備投資の需要拡大に対応しながら、さらに事業を広げていく予定です。
特に、環境対応型のリースサービスにも力を入れており、今後の成長が期待されます。
もちろん、金利の上昇や経済環境の変化には影響を受けやすい部分もありますが、多様なサービス展開と資産の質の高さで、そのリスクをうまくコントロールしています。

全体として、安定した収益と成長のバランスが取れている点が、芙蓉総合リースの魅力です。

みずほリースとの違いとしては、芙蓉総合リースがより多様なサービス展開を行っている点が挙げられます。
みずほリースも安定したリース事業を持っていますが、芙蓉総合リースは設備リースだけでなく、不動産リースやBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)など、さらに幅広い分野でのサービス提供を行っています。

本田技研工業(7267)

本田技研工業は、バイクや四輪車で世界中にその名を知られる自動車メーカーです。
現在の株価は1,556円で、配当利回りは4.37%と株主還元にも積極的。
自己資本比率は42.6%で、健全な財務基盤を維持しています。

特に注目されるのは、電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)の開発への積極的な取り組みです。
カーボンニュートラルを目指す世界の動きに合わせ、革新的な技術を駆使して市場のリーダーシップを確立しようとしています。
また、航空分野への進出など新たな挑戦も続けています。

もちろん、原材料価格の上昇や為替リスクなどの課題もありますが、多様な事業展開と高い技術力でこれらのリスクに対応できる体制を整えています。
総合的に、本田技研工業は成長性と安定性を兼ね備えた魅力的な銘柄です。

おまけ:日本電信電話(9432)

日本電信電話(NTT)は、国内最大手の通信事業者として、広範なサービス展開を続ける企業です。
現在の株価は150円で、配当利回りは3.47%
自己資本比率は33.3%で、しっかりとした財務基盤を持っています。

NTTは、地域通信事業や携帯電話、光回線サービスなど多岐にわたる事業を展開し、国内で高いシェアを誇ります。
さらに、5Gの普及に向けた投資に加え、次世代ネットワークを支える「光半導体」の開発にも注力しており、将来の通信インフラの要となることが期待されます。
この光半導体技術は、通信速度の高速化とエネルギー効率の向上に大きく貢献する見込みです。

もちろん、通信業界における競争の激化や規制強化といったリスクはありますが、広範なネットワークと強固な事業基盤でこれらの課題に柔軟に対応していく力があります。

配当利回りが3.5%未満であるため、今回の20銘柄からは対象外としました。
それでも、NTTは安定した収益基盤と成長への取り組みが魅力的な企業として、多くの投資家から注目されています。ぜひ「おまけ」としてご参考にしてみてください。

高配当株投資のリスクと注意点 – 安心のための心得

高配当株への投資は、安定した収益を期待できる魅力的な方法ですが、いくつか気をつけたいポイントもあります。

まずは、減配のリスクについてです。
企業の業績が悪化したり、経済環境が変わったりすると、配当が減ってしまうこともあります。
特に景気が不安定な時期には、こういったことが起こりやすいので注意が必要です。

次に、市場の変動も考えておくことが大切です。
株価は日々変わるもので、高い配当が魅力的だからといって、必ずしも株価が安定しているわけではありません。
市場全体の動きや経済の状況によって、大きく変わることもあります。

また、業界の変化にも目を向けてみましょう。
新しい技術が登場したり、消費者のニーズが変わったりすることで、ある業界が突然、大きな影響を受けることもあります。
特に、環境に配慮したビジネスやデジタル化などの流れには注目です。

リスクと上手につきあうために

こうしたリスクを避けるのは難しいかもしれませんが、リスクと上手につきあうことはできます。
たとえば、いくつかの異なる業界や企業に投資してみることで、リスクを分散させることができます。
また、定期的にポートフォリオを見直して、必要に応じて調整することも大切です。

投資をするときには、短期的な動きに一喜一憂せず、長い目で見守る気持ちも大切です。
冷静に、自分の目標をしっかり持っておくことで、安心して投資を続けられると思います。

高配当株は、安定した収益を得るための素晴らしい方法ですが、しっかりとリスクを理解し、前向きに取り組んでいくことが大事です。

まとめ

2024年9月も半ばに差し掛かり、権利確定日に向けた準備が本格的になる時期ですね。
高配当株に興味をお持ちの皆さんにとって、このタイミングでの銘柄選びは特に重要です。
今回の記事では、権利確定日に向けた準備として、注目の高配当株20銘柄を厳選してご紹介しました。

各銘柄の特徴や魅力、投資リスクについて掘り下げて解説していますので、これからの資産形成に役立てていただけると嬉しいです。
さらに、記事の中では「おまけ」として日本電信電話の情報も少しご紹介しました。
配当利回りが3.5%未満で今回はリストから外れていますが、それでも注目に値する企業ですので、ぜひご参考に!

権利確定日までの限られた時間を上手に活用し、投資のチャンスを最大限に生かしていきましょう。
この記事が皆さんの投資戦略のヒントになれば幸いです。
次の一歩に向けて、しっかりと準備を整え、未来の資産形成に向けて進んでいきましょう!

当ブログは、投資の勧誘を目的としたものではありません。
投資に際しては、ご自身の判断と責任で行っていただくようお願い申し上げます。

しけなぎ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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