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【2025年01月】権利確定銘柄厳選リスト!注目の銘柄をピックアップ

2025年も始まってあっという間に1月後半になりましたね。
権利確定日が近づいてきて、配当や優待を楽しみにしている方にとっては、銘柄選びが気になる時期かと思います。

今回の記事では、2025年1月に権利確定となる高配当株の中から、注目しておきたい銘柄をピックアップしました。
配当利回りや財務状況、成長性などをポイントに、それぞれの銘柄の特徴をわかりやすくまとめています。

これからの投資計画を考える際のヒントになれば嬉しいです!
ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

権利確定日と優待取得の流れ

株主優待を受け取るために必要な条件として、「権利確定日」があります。
この日は企業ごとに定められており、この日までに株を保有していることで、優待や配当を受け取る権利を得ることができます。

権利確定日とは?

権利確定日は、その時点で株主名簿に名前が記載されている株主に、優待や配当の権利が与えられる日です。
この権利を得るには、「権利付き最終日」までに株を購入して保有していることが条件となります。
2025年1月の権利確定日は1月31日(金)、権利付き最終日は1月29日(水)となっています。

権利取得までの流れ

権利を取得するための基本的な手順を確認しましょう。

STEP
権利付き最終日(1月29日)までに株を購入する

権利確定日の2営業日前である権利付き最終日(1月29日)までに株を購入し、保有していることが条件です。
この日を逃してしまうと、優待や配当を受け取ることができないため、注意が必要です。

STEP
権利落ち日(1月30日)とは?

権利付き最終日の翌日である権利落ち日には、株を売却しても優待や配当の権利が保持されます。
ただし、この日は株価が下落することが一般的なので、売却タイミングに注意しましょう。

STEP
権利確定日(1月31日)を迎える

権利確定日を過ぎると、その月の株主優待や配当の権利が正式に確定します。
この時点で株主名簿に記載されていれば、優待や配当が確実に受け取れます。

具体例と注意点

2025年1月の権利確定銘柄を取得するには、権利付き最終日(1月29日)までに株を購入する必要があります。
また、以下の点にも注意しましょう。

  • 株価の変動リスク:権利落ち日に株価が下落することがあるため、タイミングを計って取引する必要があります。
  • 優待内容や条件の確認:優待内容や条件が企業によって異なるため、公式情報を事前にチェックすることが重要です。

【2025年1月】権利確定銘柄リスト(1月28日時点の株価情報)

今回ご紹介する高配当銘柄を、わかりやすくまとめたGoogleスプレッドシートを作成しました。
このシートには、配当利回り3.5%以上の企業を厳選し、基本情報や財務指標、配当内容などが一覧で見られるように整理しています。

投資をお考えの方はもちろん、これから高配当株に興味を持ち始めた方にも参考になる内容ですので、ぜひチェックしてみてください!

【2025年1月権利確定】銘柄リスト – Google スプレッドシート

Googleスプレッドシートを確認するためには、Googleアカウントが必要です。

このスプレッドシートでは、選定した各銘柄の配当利回り、配当性向、自己資本比率、有利子負債比率をはじめ、PER(株価収益率)、PBR(株価純資産倍率)、ROE(株主資本利益率)などの財務指標が一覧で整理されています。
また、優待の有無、直近3ヶ月の株価変化率といった情報も含まれており、投資判断に必要な要素を幅広くカバーしています。

このシートは、配当を重視した投資を考えている方だけでなく、財務状況の安定性を重視する方にも役立つ内容となっています。
投資のスタイルや目標に合わせてご活用いただければ幸いです。

注目の銘柄ピックアップ

今回のリストから、特に気になる高配当銘柄をいくつかピックアップしました。
それぞれの銘柄の特徴や魅力、そしてリスクも少し掘り下げてみたいと思います。
他の銘柄と比べてどんな強みがあるのか、一緒に見ていきましょう。
これからの投資のヒントになれば嬉しいです!

株価情報は、2025年1月28日時点です

積水ハウス(1928)

積水ハウスは、プレハブ住宅の大手企業として知られ、鉄骨主体や木造住宅を含む多様な建築分野で事業を展開しています。
また、賃貸住宅や都市開発にも注力しており、幅広い分野で安定した成長を見せている企業です。

株価と配当利回り

現在の株価は3,663円で、配当利回りは3.52%となっています。
この利回りは、配当を重視する投資家にとって魅力的な水準と言えますね。

また、PER(株価収益率)は11.36倍と割安感があり、ROE(株主資本利益率)は11.95%と収益性も安定した高さを示しています。
これらの指標から、堅実な企業運営がうかがえます。

業績と財務状況

出典:積水ハウス株式会社

2024年度第3四半期の業績
  • 売上収益:28,630億円(前年同期比30.8%増)
  • 営業利益:2,326億円(前年同期比24.6%増)
  • 経常利益:2,127億円(前年同期比14.0%増)
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益:1,648億円(前年同期比16.2%増)

売上高は前年同期比30.8%増の28,630億円となり、過去最高を記録しました。
この成長の主な要因は、国内事業の安定成長に加え、米国事業が牽引した積極的な成長戦略にあります。

また、営業利益は前年同期比24.6%増の2,326億円となり、効率的な経営とコスト管理の成果が反映されています。
さらに、特別利益として投資有価証券売却益が計上され、収益の増加に寄与しました。

親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比16.2%増の1,648億円となり、収益性の高さを示しています。
積極的な事業展開と経営の効率化により、堅実な成長を続けています。

配当政策と株主還元

出典:積水ハウス株式会社

積水ハウスは、株主還元を経営の重要な柱と位置づけ、安定的な増配方針を掲げています。
具体的には、中期経営計画の中で、配当性向を平均40%以上とする方針を維持しながら、1株当たり年間配当金の下限を110円と設定しています。

2025年度は、年間配当金が129円(予想)とされ、前年度の123円から6円の増配が見込まれています。
このような着実な増配の継続により、配当収入を重視する投資家にとって、積水ハウスの株式は魅力的な選択肢と言えます。

また、増配に加え、自己株式取得にも積極的に取り組んでおり、株主価値向上への意識が高いことがうかがえます。
これにより、長期的な安定収益を期待する投資家に安心感を提供しています。

まとめ

積水ハウスは、住宅業界のリーディングカンパニーとして、安定した成長を続けている印象です。
国内事業の堅実さに加え、米国事業が成長を後押ししている点は、グローバルな視点での強みを感じます。
売上高や利益が過去最高を更新していることからも、その経営力と市場での存在感がうかがえますね。

株価や配当面でも魅力的です。配当利回りが3.62%と高水準で、さらに年間配当金の増加が見込まれるなど、株主還元にも力を入れている点が安心感につながります。
また、自己株式取得を積極的に行っていることも、株主に寄り添った姿勢を感じさせます。

しけなぎ

積水ハウスは、配当収入を重視する長期投資家にとって魅力的な選択肢だと感じました。安定した業績と配当政策に支えられ、今後も注目し続けたい企業の一つですね!

ルトナー(2163)

アルトナーは、技術者派遣の老舗企業として、機械設計やソフト開発など多岐にわたる分野でサービスを提供しています。
特に、エンジニア派遣分野での高い専門性と信頼性に定評があり、着実な成長を続けている企業です。

株価と配当利回り

現在の株価は1,939円で、配当利回りは4.13%となっています。
この利回りは、配当収入を重視する投資家にとって十分魅力的な水準です。

また、PER(株価収益率)は17.49倍で、妥当な水準を維持しており、ROE(株主資本利益率)は25.27%と高い収益性を示しています。
さらに、自己資本比率は69.9%と健全な財務基盤を持ち、長期投資家にとっても安心感のある企業と言えます。

業績と財務状況

出典:アルトナー株式会社

2025年1月期 第3四半期業績
  • 売上高:82,550百万円(前年同期比9.3%増)
  • 営業利益:13,530百万円(前年同期比16.0%増)
  • 経常利益:13,640百万円(前年同期比16.0%増)
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益:9,510百万円(前年同期比15.9%増)

売上高は前年同期比9.3%増の82,550百万円となり、堅調な成長を記録しています。
この成長の背景には、技術者数の増加や稼働率の高水準維持が挙げられます。

営業利益は前年同期比16.0%増の13,530百万円となり、技術者単価の上昇や効率的な運営が利益率の向上に貢献しています。
また、四半期純利益も前年同期比15.9%増の9,510百万円と、安定した収益性を維持しています。

財務面では、自己資本比率が69.9%と高水準を維持しており、負債に依存しない健全な経営体制が特徴です。
今後も安定した成長が期待される企業と言えますね。

配当政策と株主還元

出典:アルトナー株式会社

アルトナーは、配当性向50%を基準とした安定した配当政策を掲げています。
この方針のもと、10期連続で増配を実現しており、株主還元への積極的な姿勢が伺えます。

2025年1月期の年間配当金は75.0円(予想)とされており、前年の60.0円から15.0円の増配が見込まれています。
また、これまでにも記念配当を含めた特別な還元を実施しており、会社設立や上場の節目ごとに株主への感謝を示してきました。

安定した業績と強固な財務基盤を背景に、アルトナーは長期的な株主還元を重視する企業として、多くの投資家にとって魅力的な選択肢と言えますね。

まとめ

アルトナーは、技術者派遣分野での高い専門性と安定した成長を続けている魅力的な企業です。
業績面では、売上や利益が堅調に伸びており、技術者数の増加や効率的な経営が大きな要因となっています。
財務面でも自己資本比率が高く、安定した経営基盤を持っている点が投資家にとって安心材料です。

配当政策については、10期連続の増配配当性向50%の方針を堅持しており、株主還元への姿勢が非常に積極的です。
2025年1月期には過去最高額の配当が予想されており、長期的な配当収入を期待する投資家にとって魅力的な選択肢と言えますね。

しけなぎ

アルトナーは、業績の安定感と株主還元の両面で優れた企業であり、これからも注目していきたい企業の一つだと感じました。

ゼネラルパッカー(6267)

ゼネラルパッカーは、自動包装機械の中堅企業として食品向けの包装機や関連機械に強みを持つ企業です。
また、食品生産機械などにも進出し、安定した事業基盤を築いています。

株価と配当利回り

現在の株価は2,879円で、配当利回りは3.82%となっています。
この利回りは、安定した配当収入を重視する投資家にとって魅力的な水準です。

また、PER(株価収益率)は8.31倍と割安感があり、ROE(株主資本利益率)は10.92%と収益性も良好です。
さらに、自己資本比率は57.8%と高い水準を維持しており、健全な財務基盤が特徴です。

業績と財務状況

出典:ゼネラルパッカー株式会社

2025年7月期 第1四半期業績
  • 売上高:1,549百万円(前年同期比7.0%増)
  • 営業利益:84百万円(前年同期比116.0%増)
  • 経常利益:87百万円(前年同期比104.1%増)
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益:64百万円(前年同期比194.9%増)

売上高は前年同期比7.0%増となり、主に包装機械事業での販売実績が増加したことが寄与しました。
特に、製袋自動包装機や包装システムの需要が堅調であり、増収の要因となっています。

営業利益は前年同期比116.0%増と大幅に増加し、増収効果やコスト効率化の成果が反映されています。
四半期純利益についても前年同期比194.9%増と大きく伸び、収益性の向上が際立っています。

配当政策と株主還元

出典:ゼネラルパッカー株式会社

ゼネラルパッカーは、長期的な安定と成長を重視し、企業価値を高めることを目的とした配当政策を採用しています。
利益配分においては、連結配当性向30%または連結純資産配当率(DOE)3%を目安としており、安定した配当を堅持しながら、業績向上に応じた配当金の増加を目指しています。

内部留保資金については、企業体質の強化や競争力強化のための人材投資、研究開発投資に活用されており、将来の成長に向けた再投資に積極的です。
また、安定配当の維持を優先しつつ、株主還元を重要な経営方針として掲げています。

現時点では株主優待制度は実施していないものの、配当を通じた還元を中心に、株主価値向上を目指す姿勢がうかがえます。

まとめ

ゼネラルパッカーは、自動包装機械分野で堅実な成長を続ける企業です。
業績では売上と利益の両面で着実な拡大を見せており、包装機械の需要増加がその成長を支えています。
また、自己資本比率が高く、安定した財務基盤を持っている点も、長期投資家にとって安心材料と言えます。

配当政策においては、連結配当性向30%またはDOE 3%を基準とし、安定した配当を維持しながら、成長に応じた増配を目指す姿勢が印象的です。
内部留保を将来の成長への投資に活用することで、企業価値をさらに高めようとする姿勢も評価できますね。

しけなぎ

株主優待は実施していないものの、配当を通じて株主還元に積極的に取り組む姿勢は、多くの投資家にとって魅力的なポイントだと感じました。今後の成長と還元方針に引き続き注目したい企業の一つです。

賢い投資のポイント

高配当株だけでなく、幅広い銘柄への投資を検討する際には、いくつか押さえておきたいポイントがあります。
ここでは、リスク管理、配当株以外の視点、長期投資の考え方を中心に、賢い投資を進めるためのヒントをまとめました。

  • リスク管理の重要性
    • 高配当株は安定した配当収入が期待できる。
    • 成長性の高い銘柄は資産価値の上昇を狙える可能性がある。
    • 配当性向、企業の成長ポテンシャル、業界の将来性を考慮してリスクを分散する。
  • 配当株以外の視点
    • 成長株への投資は株価上昇による利益を狙う手段となる。
    • 安定株は市場の変動に強く、ポートフォリオに安心感を与える。
  • 長期投資の視点
    • 高配当株と成長株を組み合わせることで、ポートフォリオに安定性と成長性を両立させる。
    • 株価の変動には冷静に対応し、長期的な成長を見据えて資産形成を進める。
  • 投資判断のポイント
    • 配当利回り、成長性、企業の安定性、業界の展望を見極める。
    • これらをバランス良く考慮して、リスクを抑えた資産運用を実現する。

まとめ

2025年1月は権利確定日が近づき、投資家にとって配当や優待を意識した銘柄選びが重要な時期となっています。
この記事では、高配当株を中心に、注目すべき企業の特徴や指標をわかりやすく解説しました。

権利確定日とその流れ

権利確定日に配当や優待を受け取るためには、「権利付き最終日(1月29日)」までに株を購入する必要があります。
その後の「権利落ち日」には、配当や優待の権利は保持されますが、株価が下落する可能性もあるため注意が必要です。
これらのポイントを押さえた上で、銘柄選びを行うことが大切です。

銘柄の注目ポイント

今回紹介した銘柄は以下のような特徴を持っています。

  • 積水ハウス(1928)
    高い配当利回り(3.62%)と堅実な業績成長が特徴で、国内外の事業で安定した収益を上げています。
  • アルトナー(2163)
    配当利回りが4.22%と高水準で、業績も着実に成長。技術者派遣分野での高い専門性が魅力です。
  • ゼネラルパッカー(6267)
    包装機械分野で安定した成長を続けており、割安感のある株価と配当政策が投資家にとって魅力的です。

高配当株を軸にしつつ、成長株や安定株を組み合わせたポートフォリオが、安定性と成長性の両立に繋がります。
また、配当性向や業界の将来性などの指標をバランスよく考慮し、リスクを抑えた資産運用を目指すことが重要です。

この記事を参考に、これからの投資計画を立てていただければ嬉しいです。
銘柄選びのヒントとして、ぜひGoogleスプレッドシートもご活用ください!

当ブログは、投資の勧誘を目的としたものではありません。
投資に際しては、ご自身の判断と責任で行っていただくようお願い申し上げます。

しけなぎ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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