この記事は、2026年1月時点で私が保有している銘柄を、評価損益も含めて一度ちゃんと並べてみた記録です。
正直なところ、「誰かの役に立つかどうか」はあまり意識していません。
どちらかというと、自分自身の整理と振り返りのために書いています。
これまで投資を続けてきて、うまくいったなと思える判断もあれば、今見ると「これはちょっと雑だったな…」と感じる判断もありました。
この記事では、そうした結果をあまり格好つけずに、そのまま載せています。
また、ここにまとめている内容は、あくまである時点の記録です。
この先、保有銘柄や評価損益は普通に変わっていきますし、数年後に見返したときには、考え方そのものが違っている可能性もあります。
それでも、「そのとき自分が何を考えて、どんな判断をしていたのか」を残しておくのは悪くないかなと思い、今回こうしてまとめてみました。
投資スタンスとこれまでの経緯

私の投資スタンスを一言で言うと、投資信託がメインで、個別株はサブという位置づけです。
資産形成の軸は、今も基本的には投資信託に置いています。
一方で、個別株については、配当や株主優待も含めた「総還元」を意識しながら、少しずつ買い進めてきました。
個別株を多く買い始めたきっかけは、コロナ禍で相場が大きく下落した時期です。
当時は「今後どうなるかは分からないけれど、長い目で見れば悪くない水準かもしれない」と考え、思っていた以上に多くの銘柄を購入しました。
その結果、保有銘柄の数はかなり増え、現在は90銘柄前後になっています。
振り返ってみると、冷静に考えて買った銘柄もあれば、勢いで判断してしまった銘柄も正直混ざっています。
また、昔はインフルエンサーや他人の意見に引っ張られて、よく確認しないまま買ってしまったこともありました。
そうした経験もあって、今は「なぜこの銘柄を持っているのか」を自分の言葉で説明できるかどうかを、以前より意識するようになっています。
このブログで銘柄分析の記事を書いていることもあり、「書いたタイミングで買った銘柄」「あとから振り返るために残している銘柄」など、少し変わった経緯のものも含まれています。
今回まとめている保有銘柄一覧は、そうした試行錯誤の積み重ねの結果として、今この時点で手元に残っている銘柄を並べたものです。
完成形というよりは、途中経過に近いものだと思っています。
公開していない情報について

この記事では、保有銘柄・平均取得単価・評価損益率のみを公開しています。
一方で、投資額の合計や資産規模、ポートフォリオ全体に占める比率といった情報については、あえて載せていません。
理由はいくつかありますが、このブログが完全にクローズドな場所ではないという点は大きいです。
本業の会社にもブログの存在は伝えていますし、副業としての申請も行っています。
また、友人や知り合いが、このブログを応援する気持ちで読んでくれているということも分かっています。
そうした状況を踏まえると、金額ベースの情報まで細かく公開するのは、今の自分には少し違うかなと感じています。
もう一つの理由として、資産額を公開することで、読み手に余計なバイアスを与えてしまうのを避けたいという思いもあります。
金額が先に目に入ると、「すごい」「少ない」といった印象が先行してしまい、本来見てほしい判断の過程や結果そのものが、正しく伝わらなくなる気がしています。
この記事で残しておきたいのは、「どれくらいの金額を投資しているか」ではなく、「その時点でどんな銘柄を持ち、どんな判断をしてきたか」という点です。
規模感を見せることよりも、判断の積み重ねを記録することを重視しています。
そのため、評価損益についても、金額ではなく率(%)のみを載せる形にしています。
これであれば、生々しさは抑えつつ、結果としてうまくいっているかどうかは十分に伝わると考えました。
公開していない情報があることで、物足りなく感じる方もいるかもしれません。
ただ、この記事はあくまである時点の記録であり、自分自身の整理と振り返りを目的としたものです。
その点をご理解いただければと思います。
現在の保有銘柄一覧(株価情報は2026年1月25日時点)
ここからは、2026年1月時点での保有銘柄を、そのまま一覧にしています。
全部で、90銘柄前後あります。
こうして並べてみると、「思っていたより多いな」と感じるのが正直なところです。
普段はあまり全体をまとめて見ることがないのですが、一覧にしてみると、「ああ、こんな銘柄も持っていたな」と思い出すものもありました。
並び順は銘柄コード順です。
表には、株価・平均取得単価・評価損益率を載せています。
今いくらくらいで、自分はどのあたりで買っていたのか。
あとから見返したときに分かるように、この3つは入れています。
プラスになっている銘柄もあれば、マイナスのものもあります。
それも含めて、今のポートフォリオの正直な状態です。
「おすすめ銘柄」や「分析結果」をまとめたものではなく、あくまで、今の自分の記録として残している一覧だと思ってもらえたらうれしいです。

ここまでが、全体像を把握するための一覧です。
一度ざっと眺めて、「こんな構成なんだな」と分かれば十分だと思っています。
一方で、実際の管理では、もう少し細かい情報もあわせて見ています。
そこで、参考資料として、保有銘柄の詳細なデータもあわせて載せておきます。
配当や各種指標、キャッシュフローなど、普段自分がチェックしている項目を、そのまま整理したものです。
本文では特に触れていませんが、銘柄を選ぶときや、持ち続けるかどうかを考える際の判断材料として使っています。
あくまで管理用の一覧なので、「ここから何かを読み取ってほしい」「結論を示したい」といった意図はありません。
気になる方だけ、必要なところを拾い読みしてもらえれば十分です。

この一覧の前提ルール(損切りについて)

この保有銘柄一覧は、一度買ったらずっとそのまま、というわけではありません。
基本的には、評価損益がかなり厳しくなってきた銘柄については、どこかのタイミングで手放すようにしています。
「このまま持ち続けたいかどうか」を、その時々で考えるようにしている、という感じです。
実際、この一覧に載っていない銘柄の中には、以前は保有していたけれど、途中で売却したものもいくつかあります。
今振り返ると、「もう少し早く判断できたかもな」と思うこともあれば、「まあ、あの時点では仕方なかったかな」と思うこともあります。
一方で、少しだけ例外もあります。
数字だけを見ると、本来は手放す判断になりそうでも、自分の中で忘れたくない経験になった銘柄については、あえてそのまま残していることもあります。
「こういう買い方は気をつけよう」と思い出すために、今でも持ち続けているものも正直に言うとあります。
この一覧に並んでいる銘柄は、そうした迷いや判断をいくつか重ねたうえで、今この時点で手元にあるものです。
うまくいったものも、そうでなかったものも含めて、今の自分らしい状態がそのまま表れている気がしています。
一覧にして見えてきたこと

もう少しだけ踏み込んで眺めてみると、この保有銘柄一覧には、いくつか共通した傾向があるように感じました。
まずひとつは、評価損益が大きく伸びている銘柄ほど、長く持っているケースが多いという点です。
短期でうまくいったというより、時間をかけて結果が出てきたものが、自然と上のほうに並んでいる印象があります。
逆に、評価損益がマイナスになっている銘柄を見てみると、購入したタイミングや、当時の判断が少し影響していそうだなと思うものもありました。
あとから振り返ると、「なぜその価格で買ったのか」をうまく説明できないものも正直あります。
また、全体を通して見ると、配当や株主還元を重視する企業が多めになっていることも分かります。
意識して選んでいた部分もありますが、結果的に「持ち続けやすい」と感じる銘柄が、自然と残ってきたようにも思います。
セクターについても、金融や保険など、比較的業績が安定している分野が目立ちます。
大きな成長を狙うというより、波があっても付き合いやすい銘柄を選んでいる傾向がありそうです。
こうして見てみると、この一覧は「うまくいった投資の結果」というより、その時々で悩みながら選んできた積み重ねが、そのまま並んでいるものだと感じます。
良い判断もあれば、そうでなかったものも含めて、今の自分の投資スタンスが、かなり素直に表れている気がしています。
ピックアップして触れておきたい銘柄

一覧を眺めていると、「これはやっぱり一度言葉にしておきたいな」と思う銘柄がいくつか出てきました。
すべてを細かく分析する、というよりは、今の時点で自分の中に引っかかっている銘柄を、軽くピックアップして触れておく、そんな位置づけです。
評価損益が大きくプラスになっているもの。
逆に、思ったより時間がかかっているもの。
数字以上に、「この銘柄とは、どう付き合ってきたか」が思い出されるものもあります。
ここで取り上げるのは、おすすめ銘柄の紹介でも、売買判断の宣言でもありません。
あくまで、「今のポートフォリオを整理していて、自然と目が止まった銘柄たち」という感覚に近いです。
これまでの経緯や、今どう見ているか。
そして、この先どう向き合っていきたいか。
そんなことを、少しだけ言葉にしておこうと思います。
次から、いくつかの銘柄について、順番に触れていきます。
評価損益が大きく伸びた銘柄
まずは、評価損益が大きく伸びている銘柄から見ていきます。
正直なところ、ここまで伸びるとは思っていなかった銘柄もいくつあります。
振り返ってみると、「買った理由をちゃんと覚えている銘柄」と「なんとなくで持ち続けていたのに結果的に伸びていた銘柄」が混ざっているのが今の正直な感覚です。
こうして一覧で見てみると、時間を味方につけられた銘柄は、結果として評価損益が大きくなっているケースが多いなと感じます。
一方で、途中で売ってしまっていたらこの数字は存在しなかったんだろうな、と思う銘柄もあります。
以下には、評価損益が大きく伸びている銘柄について、普段自分が管理用に見ている画面をそのまま載せています。
細かい指標の解説は省いていますが、当時の判断や、今の見え方を振り返るための参考資料として貼っています。

ここでは、「うまくいった理由を言語化する」というよりも、今の時点でどう見えているか、自分がどう感じているかを中心に、いくつかピックアップして触れていこうと思います。
あくまで記録と振り返りなので、参考になる部分だけ拾ってもらえたらうれしいです。
三井住友フィナンシャルグループ(8316)

三井住友フィナンシャルグループは、コロナ禍で相場が大きく崩れたタイミングで買った銘柄です。
平均取得単価は1,172円で、2026年1月時点では評価損益率が約370%になっています。
これは、現在保有している銘柄の中で評価損益率が最も高く、第1位の銘柄です。
正直なところ、ここまで伸びるとは当時はまったく想像していませんでした。
買った理由を振り返ると、「今は厳しいけれど、時間が経てば戻ってくるかもしれない」。
そのくらいの感覚だったと思います。
大きな成長ストーリーを描いていたわけでもなく、配当をもらいながら、しばらく持ってみようという気持ちでした。
結果的に、途中で売る理由が特になかったことが、この数字につながったのかもしれません。
相場を見て頻繁に動くこともなく、気づいたら評価損益が大きくなっていたという感覚に近いです。
この銘柄を見ると、コロナの頃に感じていた不安や迷いと一緒に、「時間を味方につける」という感覚を思い出します。
何かを当てにいったというより、あの時期に買って、そのまま持ち続けている。
そんな記録として、今も印象に強く残っている銘柄です。
三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)

三菱UFJフィナンシャル・グループも、コロナ禍で相場が大きく崩れたタイミングで買い始めた銘柄です。
その後も、相場の状況を見ながら、少しずつ買い増しをしてきました。
平均取得単価は630円で、2026年1月時点では評価損益率が約350%になっています。
現在保有している銘柄の中では、評価損益率第2位にあたります。
数字だけを見るとかなり伸びていますが、当時はここまでの結果を想像していたわけではありませんでした。
買い始めた頃を振り返ると、「さすがにこの水準なら、時間が経てば戻る余地はあるのでは」という気持ちが強かったと思います。
加えて、株価水準も比較的手が届きやすく、比較的買いやすかったというのも正直なところです。
短期間で結果を出したいというより、時間をかけて、少しずつ積み上げていく感覚でした。
結果的に、慌てて判断せず、相場が落ち着いたあとも淡々と買い増してきたことが、今の形につながっているように感じています。
一気に決め打ちしたというより、状況を見ながら付き合ってきた銘柄、という印象が強いです。
この銘柄を見ると、コロナ以降の相場の変化と一緒に、自分自身の投資との向き合い方も思い出します。
急がず、構えすぎず、続けてきたことそのものが結果につながっている。
そんな感覚を持たせてくれる銘柄です。
第一生命ホールディングス(8750)

第一生命ホールディングスは、現在保有している銘柄の中で、評価損益率第3位にあたる銘柄です。
平均取得単価は320円で、2026年1月時点では評価損益率が約323%になっています。
数字だけを見ると大きく伸びていますが、購入した当時は、ここまで評価されるとは思っていませんでした。
買ったきっかけを振り返ると、保険という業種の安定感と、比較的落ち着いた値動きの中で、長く持てそうだと感じたことが大きかったと思います。
大きな成長を期待していたというより、安心して付き合える銘柄のひとつ、という位置づけでした。
その後、業績や株主還元の動きを見ながら、「思っていたより、しっかり積み上がってきているな」と感じる場面が増えていきました。
結果として、気づいたら評価損益が大きくなっていたという感覚に近いです。
この銘柄についても、何かを当てにいったというより、安心感を重視して選び、あまり動かずに持ち続けていた。
その積み重ねが、今の数字につながっているように思います。
金融株の中でも、三井住友FGや三菱UFJとは少し違って、「安定して構えていられる存在」としてポートフォリオを支えてくれている銘柄です。
エクセディ(7278)

エクセディは、金融以外の銘柄の中で、評価損益が大きく伸びた少し意外な存在です。
買ったきっかけは、カタログギフトの株主優待でした。
最初は業績や成長性を細かく分析していたというより、優待を楽しみながら、しばらく持てたらいいなという感覚だったと思います。
平均取得単価は1,575円で、2026年1月時点では評価損益率が約276%になっています。
正直なところ、優待目的で買った銘柄が、ここまで評価損益が伸びるとは思っていませんでした。
振り返ってみると、業績の積み上がりや、配当の増加など、後から理由がついてきた銘柄だったように感じています。
最初から「当てにいった」というより、結果的にうまく噛み合った、そんな印象です。
金融株が並ぶ中で、こうした製造業の銘柄が混ざっているのを見ると、きっかけは軽くても、長く付き合うことで形になることもあるんだなと思います。
今では、優待目的で買ったことも含めて、自分の投資の幅を広げてくれた銘柄のひとつとして、印象に残っています。
東京海上ホールディングス(8766)

東京海上ホールディングスは、現在保有している銘柄の中で、評価損益率第5位にあたる銘柄です。
平均取得単価は1,675円で、2026年1月時点では評価損益率が約250%になっています。
数字だけを見るとしっかり伸びていますが、購入した当時は、ここまで評価が進むとは思っていませんでした。
当時の判断材料を振り返ると、配当利回りが非常に魅力的だったことと、ROEや財務体質など、全体的な指標のバランスがとても良かったことが大きかったと思います。
一つの指標が突出しているというより、「どこを見ても大きな違和感がなかった」そんな安心感がありました。
短期で値上がりを狙うというより、長く持ち続けやすい銘柄として選んだという感覚に近いです。
その後も業績や株主還元の動きを見ながら、「思っていた以上に、着実に積み上がってきているな」と感じる場面が増えていきました。
三井住友FGや三菱UFJのように、相場の流れを強く意識する銘柄というより、保有していることでポートフォリオ全体が落ち着く銘柄。
東京海上は、今振り返ってみても、そういう役割を担ってくれている存在だと思います。
評価損益が厳しい銘柄
ここからは、評価損益がマイナスになっている銘柄についても、正直に触れていきます。
正直なところ、含み益の銘柄よりも、こちらのほうが「今の自分らしさ」が出ている気がしています。
うまくいった話よりも、迷いながら持ち続けている銘柄や、判断を保留している状態のほうが、今の自分の投資スタンスに近い感覚があります。
含み損だからといって、すぐに「失敗だった」と結論づけているわけではありません。
一方で、「このまま持ち続けるのか」「一度考え直すのか」を、ちゃんと向き合う必要がある銘柄たちでもあります。
まずは、はい、これが今の姿ですという意味で、
現在含み損となっている銘柄を一覧にして並べてみました。

このあと、この中の銘柄について、今どう感じているか を中心に、少しずつ言葉にしていこうと思います。
結論や正解を出すためではなく、今の自分の視点を残しておくためのメモのようなものなので、気になるところだけ拾ってもらえたらうれしいです。
テクミラホールディングス(3627)

テクミラホールディングスは、現在の保有銘柄の中で、評価損益がもっとも大きくマイナスになっている銘柄です。
この銘柄を購入した当時は、まだ社名がJNSホールディングスだった頃だったと思います。
正直に書くと、インフルエンサーがおすすめしていたのを見て、深く考えずに買ってしまった銘柄です。
今振り返ると、事業内容や数字をきちんと確認しないまま判断してしまっていたな、という反省があります。
当時は、クレヨンしんちゃん系のゲームやデジタルコンテンツの印象が強く、それに加えて、通訳機などのICT関連の事業も手がけていると知り、「なんとなく面白そう」と感じていた記憶があります。
ただ、今の自分の投資スタンスで考えると、同じ理由ではまず購入しない銘柄だと思います。
評価損益としては、本来ならすでに損切りしていてもおかしくない水準まで来ています。
それでもこの銘柄を今も持ち続けているのは、「こういう買い方はしないようにしよう」という戒めの意味が大きいからです。
含み損になっている理由以上に、この銘柄は、自分の過去の判断を忘れないために残している存在になっています。
アスクル(2678)

アスクルは、株主優待を目的に保有している銘柄のひとつです。
平均取得単価は1,579円で、2026年1月時点では評価損益率が約−12%となっています。
含み損にはなっていますが、この銘柄については、数字以上に「使っている実感」がある保有だと感じています。
直近では、基幹システムに対するランサムウェア攻撃による業務停止や決算発表の延期といった出来事があり、その影響もあって株価が下がっている局面だと思います。
こうした出来事については、正直なところ、事前にどうこうできたものではなかったと思っています。
今もこの株を売らずに持っている理由は、とてもシンプルで、株主優待が使いやすく、実際に何度も利用しているからです。
日常的に使える優待で、「持っていてよかったな」と感じる場面が今もあります。
今のところ、短期的な株価の上下よりも、優待を含めた付き合い方を続けるかどうかという視点で見ている銘柄です。
含み損ではありますが、自分の中では、「無理に結論を急がなくていい位置」にあると感じています。
ディップ(2379)

ディップは、現在含み損となっている銘柄の中では、3番目にマイナス幅が大きい銘柄です。
とはいえ、極端に大きな下落というわけではなく、比較的落ち着いた含み損の水準にあります。
平均取得単価は2,359円で、2026年1月時点では評価損益率が約−10%となっています。
大きく崩れているわけではありませんが、買った価格帯を考えると、少し重たい位置にいるなという印象です。
この銘柄を保有した理由を振り返ると、事業内容が分かりやすく、知名度が高かったことに加えて、大谷選手が広告に起用されていたことも、正直なところ印象に残っていました。
また、株主優待として大谷選手デザインのQUOカードがもらえる点も、保有を決めた理由のひとつです。
実際に手元に届く優待は分かりやすく、「持っている実感」がある銘柄だなと感じています。
CMで見かける機会も多く、「しっかりした会社なんだろうな」という感覚が先に立っていた気がします。
大谷選手、かっこいいですもんね。
一方で、今あらためて見直すと、成長の角度や、その後の株価の伸び方については、少し期待しすぎていたかもしれないとも感じています。
含み損ではありますが、この水準で慌てて何かをするというより、今後の業績や環境を見ながら、どう付き合うかを考えている段階です。
大きな失敗というほどではないけれど、「最初に思い描いていた景色とは少し違っている」。
ディップは、そんな距離感で見ている銘柄です。
ライオン(4912)

ライオンは、現在含み損となっている銘柄のひとつですが、個人的にはかなり身近に感じている会社です。
購入したのは、コロナ後の暴落が一段落して、株価がだいたい今と同じくらいの水準にあったタイミングだったと記憶しています。
「ここまで大きく崩れることはなさそうかな」と感じて、比較的安心感を持って買った銘柄でした。
ライオンについては、歯磨き粉や洗剤など、普段の生活でお世話になっている商品が多く、会社としての距離が近いという感覚があります。
投資先としてというより、「日常で使っている会社を持っている」という意識のほうが強かったかもしれません。
また、株主優待がもらえる点も購入理由のひとつでした。
派手さはありませんが、生活にそのまま使える内容で、「こういう優待はやっぱりうれしいな」と感じるタイプです。
現時点では含み損ではありますが、この銘柄については、短期の株価よりも、生活とのつながりや、長く付き合えるかどうかという視点で見ています。
大きな期待をかけすぎているわけでもなく、かといって手放したいとも思っていない。
ライオンは、そんな落ち着いた距離感で保有している銘柄です。
信越化学工業(4063)

信越化学工業は、含み損となっている銘柄の中でも、ちょっと性質が違うなと感じる銘柄です。
平均取得単価は4,826円で、2026年1月時点では評価損益率が約−4%となっています。
数字だけを見るとそこまで大きな含み損ではありませんが、株価が思ったほど伸びない状況が続いている印象です。
購入した当時は、半導体関連や素材需要に期待して買ったというイメージが強いです。
信越化学は半導体材料や化学素材の分野で存在感があり、「将来的に面白いかも」と感じていました。
ただ最近は、半導体市況の調整や、市場予想をやや下回る収益の伸び、生活環境基盤材料の一部が苦戦しているという話もあり、このあたりが株価に少し重たくのしかかっているような気がします。
もちろん、決算内容が悪いわけではなく、需要が鈍い時期が続いているという背景だと理解していますが、当時自分が描いていた期待とは少し違う展開になっているなというのが正直な感想です。
この銘柄については、含み損というよりも、「期待していた未来と、今の現実」を考えながら長く付き合うという感覚で見ています。
評価損益の小さなマイナスは、そんな距離感の反映なのかもしれません。
数字とは別に思い入れのある銘柄
ここまで、評価損益という数字を軸に、含み益・含み損それぞれの銘柄を見てきました。
ただ、一覧を眺めていてあらためて感じたのは、数字だけでは語れない銘柄もいくつかあるということです。

評価損益がどうこう、パフォーマンスが良いか悪いか、そういう軸とは少し別のところで、なぜか今も手元に残っている銘柄があります。
買った理由をはっきり覚えているものもあれば、その時の自分の気持ちや状況とセットで記憶に残っているものもあります。
ここからは、そんな「数字とは別に、思い入れのある銘柄」について、少しだけ触れていこうと思います。
うまくいったかどうかではなく、自分にとってどういう存在だったか。
そんな視点での振り返りです。
オリックス(8591)

オリックスは、自分の投資の原点に近い思い入れのある銘柄です。
この銘柄は、株主優待目的で購入した最初期の保有銘柄のひとつでした。
当時は、100株以上保有することでいただける「ふるさと優待」というカタログギフトや株主カードがあり、全国の取引先商品から選べるギフトを楽しみにしていた記憶があります。
たとえば、牛たんの詰め合わせや地方の名産品など、実際に届いた優待品を楽しむことができていたこともあり、保有している実感がありました。
ただし、オリックスは2024年3月末をもって株主優待制度を廃止しており、それ以降は同じような優待を受け取ることはできなくなっています。
それでも、当時の優待体験は、「株を持つってちょっと楽しいな」と感じさせてくれた思い出として残っています。
結果的に評価損益は大きくプラスになっていて、数字としても長く付き合ってきたことが表れています。
ただそれ以上に、「投資を続けていくきっかけ」をくれた存在という意味合いが強い銘柄です。
村上開明堂(7292)

村上開明堂は、このブログで比較的早い段階に個別記事を書いた銘柄のひとつです。
当時は、「派手さはないけれど、もしかしたらじわじわ評価されていくかもしれない」そんな感覚で取り上げた記憶があります。
そして、ブログで取り上げた前後あたりで実際に購入しました。
正直なところ、「もし違っていたら勉強代かな」くらいの軽さも、少しあったと思います。
ただ、その後の展開は想像以上でした。
株価は想定していた以上のペースで上がっていき、「これはもっと買い増ししたかったな」と思う場面が何度もありました。
結果的に、判断としてはかなりうまくいった部類の銘柄だと思っています。
ただ同時に、「最初に思い切れなかった自分」も、はっきり記憶に残っています。
村上開明堂は、大きな話題になることは少ないですが、静かに評価が積み上がっていくタイプの銘柄だと感じています。
ブログで取り上げ、実際に買い、その後の値動きを一緒に見てきたからこそ、数字以上に思い入れが強くなった銘柄かもしれません。
今回の一覧をあらためて眺めていても、「もっと買っておけばよかったな」と思わせてくる数少ない存在です。

ヤマダコーポレーション(6392)

ヤマダコーポレーションは、いわゆる「思い入れ枠」の中でも、かなり自分らしい買い方ができた銘柄です。
かなり前になりますが、ブログで「しけなぎ投資法」と称して、自分が普段使っているスクリーニング条件を整理した記事を書いたことがありました。
ヤマダコーポレーションは、まさにその条件に自然と引っかかってきた銘柄のひとつです。
当時から、自分で作った銘柄分析ツールを日常的に使っていて、その中で設定していた条件を淡々と通していく中で、
「この銘柄、普通に残るな」と感じたのを覚えています。
数字や事業内容をひと通り見てみても、どこか無理をしている感じはなく、派手さはないけれど、淡々と積み上げていくタイプの会社だなという印象でした。
「すごく期待できそう」というより、「この条件で残るなら、違和感はない」その感覚がいちばん近かったと思います。
結果として、自分の考え方やツールのフィルターを通した上で、納得して購入できた銘柄になりました。
今振り返っても、「なぜ買ったんだっけ」と迷わず説明できる銘柄で、そういう意味では、評価損益の数字以上に、
自分の投資スタンスをきれいに表してくれている一社だと感じています。

過去の失敗と考え方の変化

ここまで読んでいただくと分かると思うのですが、最初から今のような考え方で投資していたわけではありません。
投資を始めたばかりの頃は、正直なところ、数字の意味もよく分からないまま株を買っていた時期がありました。
PERやPBR、配当性向やキャッシュフローといった言葉は知っていても、「それが何を示しているのか」を、自分の言葉で説明できる状態ではなかったと思います。
そんな中で、インフルエンサーが紹介していた銘柄を、深く調べずに買ってしまった経験もありました。
「この人が言っているなら大丈夫そう」そんな感覚に引っ張られてエントリーして、結果としてうまくいかなかった銘柄もあります。
あとから振り返ると、その銘柄が悪かったというより、自分の理解がまったく追いついていなかったのが一番の原因でした。
このままではいけないな、と思ったのが、投資との向き合い方が変わるきっかけだった気がします。
数字を感覚で眺めるのではなく、自分なりに整理して、比較できる形にしたい。
そう考えるようになって、試行錯誤しながら作ったのが、今使っている銘柄分析ツールでした。

最初から立派なものを作ろうとしたわけではなく、「自分が分からなくならないための整理道具」そのくらいの位置づけだったと思います。
そこから少しずつ、「なぜこの銘柄を持っているのか」「どこが気に入っているのか」を言葉にできるようになり、
投資との距離感も落ち着いてきました。
過去の失敗を、無理に美談にするつもりはありませんが、分からないまま買っていた自分がいたからこそ、今のやり方に行き着いた。
そういう意味では、今につながる大事な通過点だったと感じています。
まとめ
この記事では、2026年1月時点での保有銘柄を「評価損益も含めて、そのまま」並べるという、少し勇気のいることをしてみました。
良いところも、正直あまり触れたくないところも、いまの自分の姿として残しておきたかったからです。
評価損益が大きく伸びた銘柄もあれば、含み損のまま、どう付き合うかを考え続けている銘柄もあります。
それぞれに、買った理由があり、迷った時間があり、今の自分なりの距離感があります。
振り返ってみて改めて感じたのは、うまくいったかどうか以上に、「どう考えて持っていたか」が今の自分をつくっているということでした。
インフルエンサーの言葉を鵜呑みにして買った失敗も、数値の意味が分からないまま投資していた頃の経験も、結果として、自分で考えるための土台になっている気がします。
だからこの一覧は、「おすすめ銘柄」でも「成功談」でもありません。
ある時点での、しけなぎの記録です。
これから先、この中の銘柄を手放す日もあれば、新しく加わる銘柄もあると思います。
そのときまた、「ああ、こんな時期もあったな」と振り返れるように、今回はこの形で残しておくことにしました。
読んでくださった方には、全部を参考にしてもらわなくて大丈夫です。
どこか一部分でも、「こういう向き合い方もあるんだな」と感じてもらえたなら、それで十分うれしいです。
しけなぎここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!
当ブログは、投資の勧誘を目的としたものではありません。
投資に際しては、ご自身の判断と責任で行っていただくようお願い申し上げます。




