【2024年12月】権利確定銘柄厳選リスト！注目の銘柄をピックアップ

2024年もあっという間に12月後半になりましたね。
権利確定日も近づいてきて、配当を楽しみにしている方にとっては、銘柄選びが気になる時期ではないでしょうか。

今回の記事では、2024年12月に権利確定となる高配当株の中から、特に注目しておきたい銘柄をピックアップしてみました。
配当利回りや財務状況、成長性などをポイントに、それぞれの銘柄の特徴をわかりやすくまとめています。

これからの投資計画を考える際のヒントになれば嬉しいです！
ぜひ参考にしてみてくださいね。

権利確定日っていつ？重要な日程をチェック！

株式投資をするうえで、「権利確定日」は非常に重要なポイントです。
権利確定日は、配当金や株主優待を受け取るために必要な権利を確定させる日で、企業ごとに異なります。
2024年12月に注目される権利確定日について、具体的に見ていきましょう。

権利確定日とは？

権利確定日は、その時点で株主名簿に名前が記載されている株主に、優待や配当の権利が与えられる日です。
この権利を得るには、「権利付き最終日」までに株を購入して保有していることが条件となります。
2024年12月の権利確定日は12月30日（月）、権利付き最終日は12月26日（木）となっています。

2024年11月の権利確定日

2024年1２月の権利確定日は、一部の企業が権利確定日を迎えるタイミングとなります。
四半期決算や中間決算とは異なり、比較的少数の企業が対象ですが、配当や株主優待を狙う投資家にとって重要なスケジュールです。

権利付き最終日：2024年12月26日（木）
権利落ち日：2024年12月27日（金）
権利確定日：2024年12月30日（月）

これらの日程をしっかりと把握しておくことで、配当金や株主優待の権利をしっかりと受け取ることができます。
ぜひこの日程をメモして、権利確定日に向けた準備を進めていきましょう。

【2024年12月】権利確定銘柄リスト（12月22日時点の株価情報）

今回ご紹介する高配当銘柄を、わかりやすくまとめたGoogleスプレッドシートを作成しました。
このシートには、配当利回り3.5%以上、配当性向50%以下、過去に減配がない企業を厳選し、基本情報や財務指標、配当内容などが一覧で見られるように整理しています。

投資をお考えの方はもちろん、これから高配当株に興味を持ち始めた方にも参考になる内容ですので、ぜひチェックしてみてください！

【2024年12月権利確定】銘柄リスト – Google スプレッドシート

Googleスプレッドシートを確認するためには、Googleアカウントが必要です。

このスプレッドシートでは、選定した各銘柄の配当利回り、配当性向、自己資本比率、有利子負債比率をはじめ、PER（株価収益率）、PBR（株価純資産倍率）、ROE（株主資本利益率）などの財務指標が一覧で整理されています。
また、優待の有無、直近3ヶ月の株価変化率といった情報も含まれており、投資判断に必要な要素を幅広くカバーしています。

このシートは、配当を重視した投資を考えている方だけでなく、財務状況の安定性を重視する方にも役立つ内容となっています。
投資のスタイルや目標に合わせてご活用いただければ幸いです。

注目の銘柄ピックアップ

今回のリストから、特に気になる高配当銘柄をいくつかピックアップしました。
それぞれの銘柄の特徴や魅力、そしてリスクも少し掘り下げてみたいと思います。
他の銘柄と比べてどんな強みがあるのか、一緒に見ていきましょう。
これからの投資のヒントになれば嬉しいです！

株価情報は、2024年12月22日時点です

オープンアップグループ（2154）

オープンアップグループは、製造業向けの技術者派遣を主力事業とし、自動車関連や機械メーカー分野で強みを持つ企業です。

株価と配当利回り

現在の株価は1,794円で、配当利回りは4.18%となっています。
この利回りは、配当収入を重視する投資家にとって魅力的なポイントと言えます。
また、PER（株価収益率）は13.82倍で割安感があり、ROE（株主資本利益率）は17.04%と収益性も高い水準を維持しています。

業績と財務状況

出典：オープンアップグループ株式会社

売上収益は前年同期比17.0%増の48,366百万円となり、堅調な増収を記録しました。
この成長は、海外領域の売上拡大や新たに連結された企業の業績貢献が大きな要因です。
また、技術社員の採用も順調に進んでおり、全体の稼働率が安定しています。
エンジニア領域では粗利が拡大し、営業利益は4,149百万円（前年同期比28.0%増）と大幅な増益を達成しています。

配当政策と株主還元

出典：オープンアップグループ株式会社

オープンアップグループは、配当性向50%以上を基準とし、13期連続で累進配当を継続している企業です。
今年度も10円増配を予定しており、株主還元に積極的な姿勢が伺えます。

2024年度は年間配当金が75円と予想されており、前年度の65円から10円の増加を見込んでいます。
この結果、配当性向は57.8%となり、株主に対する還元意識の高さが感じられます。

長期にわたり増配を続ける方針により、安定した収益を期待する投資家にとって魅力的な選択肢となっています。

まとめ

オープンアップグループは、安定した収益基盤と成長性を兼ね備えた企業です。
累進配当や健全な財務状況は、長期的に配当収入を得たい投資家にとって魅力的なポイントですね。
今後の成長を見据えながら、注目していきたい銘柄と言えます！

CDS（2169）

CDS株式会社は、取扱説明書や技術仕様書の作成を主力事業とし、3次元データ処理やFA事業（ファクトリーオートメーション）にも取り組む企業です。
多岐にわたる事業を通じて、製品開発から保守に至るまで幅広くサポートしています。

株価と配当利回り

現在の株価は1,834円で、配当利回りは4.25%となっています。
この利回りは、配当収入を重視する投資家にとって注目すべきポイントですね。
また、PER（株価収益率）は12.95倍と妥当な水準であり、ROE（株主資本利益率）は12.49%と高い収益性を維持しています。

業績と財務状況

売上高はデジタルソリューション事業の好調な伸びによって前年同期比で増加しましたが、営業支援費や求人費の増加が利益面に影響を与えました。
財務面では、総資産10,916百万円、自己資本比率77.0%を維持しており、安定した基盤が確認できます。

配当政策と株主還元

CDS株式会社は、配当政策について具体的に明示されていませんが、累進配当を継続しており、2024年度の年間配当金は78円を予定しています。
このうち10円は創立45周年記念配当に含まれています。
配当性向は安定しており、株主への積極的な還元姿勢が感じられます。

まとめ

CDS株式会社は、安定した財務基盤と収益性を兼ね備えた企業です。
累進配当や記念配当など、株主還元にも積極的な姿勢が見られる点が魅力的ですね。
これからの成長や配当収入を期待しながら、注目していきたい銘柄の一つです！

ヒューリック（3003）

ヒューリック株式会社は、都内中心に不動産投資や賃貸事業を展開し、物件の保有や私募ファンド運用など、幅広い事業領域を持つ企業です。
不動産賃貸事業を基盤としながら、安定した収益基盤を維持しています。

株価と配当利回り

現在の株価は1,348円で、配当利回りは4.01%となっています。
この利回りは、インカムゲインを重視する投資家にとって魅力的な水準と言えます。
また、PER（株価収益率）は10.41倍と割安感があり、ROE（株主資本利益率）は13.03%と高い収益性を示しています。

業績と財務状況

出典：ヒューリック株式会社

売上高は増加したものの、営業利益と純利益は減少しました。
これは販売用不動産の売却が減少したことや、一部費用の増加が影響しています。
一方で、不動産賃貸収入は安定的に推移しており、基盤の堅調さが確認できます。

配当政策と株主還元

出典：ヒューリック株式会社

ヒューリック株式会社は、配当性向40%以上を基本方針としており、安定した配当政策を維持しています。
不動産賃貸事業を主軸とする安定した収益基盤を背景に、長期的かつ安定的な事業基盤の強化を目指しつつ、株主への利益還元を重視しています。

2024年度の年間配当金は54円を予定しており、前年の50円から4円の増配が見込まれています。
このうち、配当性向は41.7%となる予定で、株主への積極的な還元姿勢が感じられます。
また、配当に加えて株主優待も提供しており、魅力的な総合的リターンを得られる点が特徴です。

まとめ

ヒューリック株式会社は、不動産賃貸事業を基盤に安定した収益性と成長性を兼ね備えた企業です。
配当性向40%以上を維持しながら増配を続ける方針や、株主優待の提供など、株主還元に積極的な姿勢が魅力的ですね。
安定した配当収入を重視する投資家や、総合的なリターンを期待する方にとって注目の銘柄と言えます！

あいホールディングス（3076）

あいホールディングス株式会社は、セキュリティ機器、情報機器、カード機器、設計事業、脱炭素システム事業など、多様な分野で事業を展開しています。
特にマンション向けセキュリティ機器や業務用カッティングマシン事業において強みを持っています。

株価と配当利回り

現在の株価は2,092円で、配当利回りは4.30％です。
PER（株価収益率）は5.79倍、ROE（株主資本利益率）は21.33％と収益性の高さが伺えます。
配当収入を重視する投資家にとっては、魅力的な指標となっています。

業績と財務状況

出典：あいホールディングス株式会社

利益の大幅な増加は、岩崎通信機の完全子会社化による負ののれん発生益（14,733百万円）の計上が要因です。
一方で、情報機器部門の一部で部品不良や市場の冷え込みが影響し、利益率に課題を抱えています。
財務面では、総資産136,212百万円、自己資本比率74.0％と安定した基盤を維持しています。

配当政策と株主還元

出典：あいホールディングス株式会社

あいホールディングス株式会社は、配当性向50％以上を基準とした安定的な配当政策を採用しています。
2025年度の年間配当金は90円（中間配当45円、期末配当45円）を予定しており、前年からの据え置きです。
株主還元への意識が高く、安定した配当が期待できます。

まとめ

あいホールディングス株式会社は、幅広い事業展開を通じて安定した収益基盤と成長性を兼ね備えた企業です。
配当性向50％以上を維持する方針や安定した配当政策は、配当収入を重視する投資家にとって魅力的なポイントですね。
長期的な資産形成を目指す方に注目される銘柄と言えます！

クリヤマホールディングス（3355）

クリヤマホールディングスは、ゴムや合成樹脂製品を主力とする製造業で、産業資材から建設資材、ホース製品まで幅広い分野に展開しています。
特に北米市場での販売拡大に強みを持ち、グローバルに事業を展開しています。

株価と配当利回り

現在の株価は1,225円、配当利回りは3.67%となっています。
この利回りは、安定した配当収入を求める投資家にとって魅力的な水準と言えます。
また、PER（株価収益率）は7.27倍、ROE（自己資本利益率）は10.26%と、割安感がありながら収益性も確保されています。

業績と財務状況

売上高は北米事業を中心とした販売拡大が寄与し、増収を達成しました。
また、物流機能の最適化や製造コストの抑制が利益の増加に貢献しています。
一方で、特別損失としてスポーツアパレル事業からの撤退に伴う損失を計上しています。

財務面では、総資産は66,836百万円、自己資本比率は62.3%と、安定した財務基盤を維持しています。

配当政策と株主還元

出典：クリヤマホールディングス株式会社

クリヤマホールディングスは、配当性向30%以上を基本方針としており、安定した配当を維持しています。
2024年の年間配当金は45円（中間配当22.5円、期末配当22.5円）を予定しています。
配当政策には安定性が重視されており、株主への還元姿勢が伺えます。

まとめ

クリヤマホールディングスは、安定した業績と財務基盤を持つ企業です。
北米市場を中心とした売上成長や効率的なコスト管理が、収益性の向上に寄与しています。
さらに、安定した配当政策を採用しており、長期的に配当収入を期待する投資家にとって魅力的な銘柄ですね！
今後もグローバルな事業展開を進める同社の動向に注目です。

TOYO TIRE（5105）

TOYO TIREは、タイヤ事業を中心に、北米市場向けSUV用タイヤや商用車用タイヤに強みを持つ大手ゴム製品メーカーです。
海外展開にも積極的で、特に新興市場でのシェア拡大を目指しています。

株価と配当利回り

現在の株価は2,434円で、配当利回りは4.52％となっています。
この利回りは、インカムゲインを重視する投資家にとって魅力的な水準です。
また、PER（株価収益率）は6.25倍、ROE（株主資本利益率）は20.19％と、高い収益性を維持しています。

業績と財務状況

出典：TOYO TIRE株式会社

売上高と利益は、北米市場を中心とした需要増加や製品価格の引き上げによって堅調に推移しています。
一方で、原材料価格の上昇や物流コストの増加が課題となっています。

財務状況としては、自己資本比率が61.2％と高水準を維持しており、安定した財務基盤を確保しています。

配当政策と株主還元

出典：TOYO TIRE株式会社

TOYO TIREは、配当性向30％以上を目標に、安定した配当を実施しています。
2024年度の年間配当金は110円（中間配当55円、期末配当55円）を予定しており、前年の100円から増配となっています。
配当政策には、株主資本配当率（DOE）を重視する姿勢が見られ、長期的な株主還元を意識した方針が特徴です。

まとめ

TOYO TIREは、安定した業績基盤と高い収益性を持つ企業です。
北米市場での成長や増配基調の配当政策は、長期的な資産形成を目指す投資家にとって魅力的なポイントですね。
タイヤ業界での競争激化が懸念材料ではありますが、同社のグローバル展開や強固な財務基盤が、さらなる成長を支えると期待されます。

シークス（7613）

シークスは、電子・機械部品の商社として、製造受託サービス（EMS）を含む幅広い事業を展開しています。
特に車載関連や産業機器分野での取引が拡大しており、グローバルな顧客基盤を持つ企業です。

株価と配当利回り

現在の株価は1,136円で、配当利回りは4.23%となっています。
この利回りは、安定した配当収入を重視する投資家にとって魅力的です。
また、PER（株価収益率）は11.63倍、ROE（株主資本利益率）は9.87%と、健全な収益性を維持しています。

業績と財務状況

出典：TOYO TIRE株式会社

売上は全体的に低迷し、特に中華圏および東南アジアでの車載関連や産業機器用部材の出荷減少が影響しています。
また、為替影響と販売費および一般管理費の増加が利益を圧迫しました。
ただし、米州および欧州では堅調な成長が見られます。

配当政策と株主還元

シークスは具体的な配当政策について明示していませんが、18期連続増配を実現しており、安定した配当を継続しています。
2024年度の年間配当金は48円（中間配当24円、期末配当24円）を予定しており、配当性向は49.1%と安定的です。
また、株主優待制度として、ギフトカードや海外工場視察を含む旅行への抽選招待を行っており、株主への還元に積極的な姿勢が伺えます。

まとめ

シークスは、幅広い事業ポートフォリオを持つ安定した企業です。
業績面では一部地域での停滞が見られるものの、欧州や米州での堅調な成長が期待されます。
また、長期的な増配実績や株主優待の提供は、投資家にとって大きな魅力ですね。
株主優待や配当収入を重視する方にとって、注目に値する銘柄と言えるでしょう！

静岡ガス（9543）

静岡ガス株式会社は、静岡県中東部を地盤とする都市ガス供給を主力事業とし、工業用ガス供給や宅内見守りサービスなど、多岐にわたる事業を展開しています。

株価と配当利回り

現在の株価は1,002円で、配当利回りは3.99％です。
この利回りは、安定した収入を重視する投資家にとって魅力的なポイントです。
また、PER（株価収益率）は11.01倍と割安感があり、ROE（株主資本利益率）は14.09％と収益性も高い水準を維持しています。

業績と財務状況

出典：静岡ガス株式会社

ガス販売量は堅調に推移していますが、原料費調整制度に基づく販売単価の減少やコスト増加の影響で減収減益となっています。

財務状況は安定しており、自己資本比率の向上が見られます。

配当政策と株主還元

出典：静岡ガス株式会社

静岡ガスは「企業価値の最大化」と「安定配当の継続」を基本方針としており、配当性向30％以上を目標としています。
2024年は年間配当金40円（前年比 +60％）を予定しており、株主への還元意識が強い企業と言えます。

まとめ

静岡ガスは、地域に根差した安定した事業基盤と高い自己資本比率を備えており、長期的に安定した配当を享受したい投資家にとって魅力的な銘柄です。
ガス料金の調整や原料費の変動リスクに注意しつつも、配当利回りや安定性を重視する投資家にとって注目に値する企業と言えます！

投資家へのアドバイス

高配当株だけでなく、幅広い銘柄への投資を検討する際には、いくつか押さえておきたいポイントがあります。

まとめ

2024年12月の権利確定銘柄について、高配当株を中心に詳しくご紹介しました。
それぞれの銘柄には、安定した収益基盤や成長性、そして魅力的な配当政策といった特徴があり、幅広い投資家のニーズに応えられる可能性を秘めています。

高配当株は、定期的な配当収入が期待できる点が魅力的ですよね。
ただ、配当利回りだけに目を向けるのではなく、企業の成長性や財務状況、さらには業界の動きもしっかり見極めることが大切です。
また、成長株や安定株も取り入れていくことで、リスクを分散しながら、ポートフォリオ全体をより強化することができます。

今回紹介した銘柄は、安定した財務基盤と成長性を備えた魅力的なものばかりです。
それぞれの特徴を活かし、ご自身の投資目標に合わせて活用してみてくださいね。

この記事が、皆さんの投資のヒントになればとても嬉しいです！
未来を見据えながら、バランスの取れた投資で着実に資産形成を進めていきましょう！

当ブログは、投資の勧誘を目的としたものではありません。
投資に際しては、ご自身の判断と責任で行っていただくようお願い申し上げます。